- 株式会社ロゼッタは製薬企業向けの生成AI「ラクヤク」を提供
- 膨大なデータをもとに資料を自動作成し、チェックや法規制の確認を行うシステム
- 製薬業界の業務スピードを飛躍的に向上させることが期待
株式会社ロゼッタ(本社:東京都千代田区、代表取締役:渡邊 麻呂)は、2025年2月12日、製薬企業向けの生成AI SaaSソリューション「ラクヤクAI」の提供を決定したと発表しました。
「ラクヤクAI」は、治験関係書類や添付文書など、社内外の膨大なデータを活用し、資料の自動生成や整合性チェック、法規制・各種ガイドラインへの適合性確認を可能にするシステムです。
これにより、製薬業界の業務スピードを飛躍的に向上させることが期待されています。
同社は、2024年3月より受託開発のソリューションサービスとして「ラクヤクAI」を提供してきましたが、今回、プロダクトSaaSサービスとしての提供を決定しました。
これにより、製薬業界全体での広範な利用が可能となり、業界全体の生産性向上に寄与するとしています。
「ラクヤクAI」は、社内データ(治験関係書類、薬剤の添付文書、臨床試験情報など)や社外情報(公開論文、広告規制、医薬品関連法規など)を精緻にインプットし、製薬事業に関する実務の効率化を支援します。
同プロジェクトのリーダーである古谷祐一取締役は、「生成AIは、多くの業界が抱える課題を補い、何倍もの結果へと導いてくれる存在」と述べ、「ラクヤクAI」が製薬業界の課題解決の一翼を担うと確信しています。
「ラクヤクAI」の詳細な機能や販売開始日などについては、情報が決まり次第、後日発表される予定です。