- Anysphere社は1億ドルを調達
- OpenAIなどが導入し、AIコーディング支援市場の需要が高まる
- 市場競争が一層激化している
AI駆動のコーディングアシスタント「Cursor」を開発するAnysphere社は、シリーズBラウンドで1億ドル(約140億円)の資金調達を完了し、企業評価額は26億ドル(約3,640億円)に達しました。
このラウンドは、既存投資家であるThrive Capitalが主導し、わずか4カ月前のシリーズAラウンドで6,000万ドル(約84億円)を調達した直後の出来事です。
Cursorは、プログラマーや開発者のコーディング効率を飛躍的に向上させるAI技術を提供しており、OpenAIやShopifyなどの企業が導入しています。
同社の収益は急速に増加しており、4月時点で年間経常収益(ARR)が400万ドル(約5.6億円)だったのが、10月には月間400万ドル(約5.6億円)に達しました。
AIコーディングアシスタント市場では、他にもMagic社が2億ドル(約280億円)の資金調達を目指していると報じられており、
Codeium社もシリーズCラウンドで1億5,000万ドル(約210億円)を調達し、評価額は12億5,000万ドル(約1,750億円)に達しています。
これらの動きは、AIを活用したコーディング支援ツールの需要が高まっていることを示しており、開発競争が一層激化しています。