
AIや今後のIT社会に向けて日本生産性本部の研修を受けてみようと思っていますか?
「研修やセミナーを受けても、実際に成果につながるのか不安…」「日本生産性本部のセミナーは本当に効果があるの?」
――そんな疑問をお持ちではありませんか。
特に時間をかけて受講する以上、参加した人の評判や口コミ、実際の効果は気になるところですよね。
そこで今回は、日本生産性本部が提供する研修・セミナーについて、実際の評判や口コミ、そしてその効果について詳しく解説していきます。
- 日本生産性本部の研修・セミナーの特徴と内容
- 参加者の口コミや評判から見えるメリットや注意点
- 自分にとって本当に役立つかどうかの判断ポイント
日本生産性本部とは?
日本生産性本部は1955年に設立された公益財団法人で、政府と連携する民間団体として日本の生産性向上を支援しています。
戦後の日本経済復興に貢献し、現在は人材育成研修や経営コンサルティングなど幅広い事業を展開しています。

経済界・労働界・学識者の三者構成という独特な組織形態を持ち、労使関係の基盤づくりにも寄与してきました。
70年の歴史
日本生産性本部でできることは?
日本生産性本部では、企業の人材育成と生産性向上のための様々なサービスを提供しています。
- 階層別研修・テーマ別研修の受講
- 経営コンサルティングの活用
- オーダーメイド企業内研修の実施
- 生産性に関する調査研究・提言の参照
- 経営者向けセミナー・懇話会への参加
階層別研修・テーマ別研修の受講
経営者層から新入社員まで、役職に応じた体系的な研修プログラムを提供しています。
4,000回以上開催され、受講者は25万人を超える実績があります。

人事労務、生産性向上、リーダーシップなど多様なテーマに対応しています。
経営コンサルティングの活用
人事制度設計から組織運営まで、企業の経営課題解決を支援するコンサルティングサービスを展開しています。

社員の能力開発と企業貢献を重視した、公正で納得性の高い制度構築が特徴です。
オーダーメイド企業内研修の実施
企業の個別ニーズに応じたカスタマイズ研修を開発・実施しています。
豊富な講師陣と多様なプログラムを活用し、企業の経営課題解決に向けた研修を提供します。
生産性に関する調査研究・提言の参照
労働生産性の国際比較をはじめとする各種調査研究の成果を活用できます。

政策提言や社会経済システムの改革に関する情報も提供しています。
経営者向けセミナー・懇話会への参加
1955年から続く経営者研修の草分けとして、トップマネジメントセミナーや懇話会を開催しています。
意見交換や最新の経営課題について学ぶ機会を提供しています。
日本生産性本部のメリットは?
日本生産性本部を活用することで得られるメリットをご紹介します。
- 70年近い歴史と実績に基づく信頼性
- 豊富な講師陣による質の高い指導
- 体系的で実践的なカリキュラム
- 充実した研修施設と環境
- 幅広いネットワークとコミュニティ
70年近い歴史と実績に基づく信頼性
1955年の設立以来、日本の生産性向上を支えてきた長い歴史があります。
社会的信用も高く、多くの企業や経営者から信頼を得ています。

25万人を超える受講者実績は、その信頼性の証明といえるでしょう。
豊富な講師陣による質の高い指導
日本生産性本部のコンサルタントや出身者を中心とする実務経験豊富な講師陣が指導にあたります。
経営者や大学教授、各分野の専門家も招聘し、実践的で質の高い学習機会を提供しています。
体系的で実践的なカリキュラム
長年の経験と蓄積されたノウハウに基づき、体系的に設計されたカリキュラムが特徴です。
理論だけでなく実践的な内容が重視され、実際の業務で活用できるスキルが身につきます。
充実した研修施設と環境
「トーセイホテル&セミナー幕張」など専用の研修施設を備え、学習に集中できる環境を提供しています。
都心のアクセスの良い会場も活用し、受講者の利便性にも配慮されています。
幅広いネットワークとコミュニティ
様々な業界・業種の経営者や管理職が参加するため、貴重なネットワーキングの機会が得られます。
同じ課題を持つ他社の取り組みを学ぶことで、新たな視点や解決策を見つけることができます。
日本生産性本部の料金について
日本生産性本部の料金についてご紹介します。※現在AIに関しての有料コースはありません
料金プラン | ||||
コース名 | 階層別研修 | テーマ別研修 | 企業内研修 | オンライン研修 |
料金 | 50,000円〜200,000円 | 30,000円〜100,000円 | 要相談 | 無料〜50,000円 |
期間 | 2日〜5日 | 1日〜3日 | 1日〜 | 1日〜 |
対象 | 管理職・リーダー | 全階層 | 企業単位 | 個人・企業 |
特徴 | 体系的・実践的 | 専門特化 | オーダーメイド | 自習形式 |
階層別研修
管理職やリーダー層のスキルアップを図りたい企業におすすめです。
体系的なマネジメント理論と実践的なスキルを身につけられ、即戦力として活用できる人材育成が可能です。
テーマ別研修
特定のスキルや知識を短期間で習得したい個人や企業に適しています。
人事労務や生産性向上など、業務に直結するテーマを選択して効率的に学習できます。
企業内研修
企業固有の課題解決や組織風土改革を目指す企業に最適です。
カスタマイズされた内容で、企業の実情に合わせた研修設計が可能になります。
オンライン研修
時間や場所の制約がある個人におすすめです。
自分のペースで学習でき、コストも抑えられるため、継続的なスキルアップを図りたい方に適しています。

無料で受けられることも多いです。
日本生産性本部のオンライン研修を受ける方法
今回はスマホで、日本生産性本部オンライン研修を受ける方法をご紹介します。
- STEP.1日本生産性本部のサイトにアクセスし右上の【三本線】をタップします。
- STEP.2【研修・セミナー】をクリックします。
- STEP.3【テーマ別研修】をクリックします。
- STEP.4生成AI系はDX人材育成にテーマ分けされることが多いです。
- STEP.5受けたいセミナーをタップします。
- STEP.6研修の動画がアップされているのでクリックしてすぐに視聴できます。
日本生産性本部のオンライン研修を受けた感想
日本生産性本部アーカイブ配信の「ChatGPT入門:デジタル時代のマーケティング革新」セミナーを視聴しました。
生成AIの基礎的な概念や歴史、仕組みから始まり、プロンプトの活用方法など45分という短時間で体系的にまとめられていました。
AI初心者にとって非常にわかりやすい構成となっていました。 ただし、セミナーの関連情報を見る限り、2023年頃の内容をベースにしているようで、AI分野の急速な発展を考えると情報の新しさに課題を感じました。
特に生成AI領域は日々進化しており、最新のモデルや機能、ビジネス活用事例などは含まれていないため、現在のAI動向を把握するには物足りない印象でした。
日本生産性本部の口コミ・評価について
日本生産性本部の口コミ・評価について以下のような投稿があります。
今日の信毎に「日本生産性本部が軽井沢でセミナー」という記事がありました。詳細を公式サイトで見ましたが、オプションで明日はゴルフ。サラリーマンがなんとなく会社等の同調圧力でやるゴルフというのは、社員の生産性を下げると思いますけどねえ。。。好きならばいいですけど。 pic.twitter.com/GRPNuOP4HK
— 下田修平 (@ShimodaShuhei) July 19, 2023

勉強のカリキュラムにゴルフは必要なのでしょうか….
日本生産性本部がセミナーや出版だけでは飽き足らず権限を強化して、生産性が低いと認定した人間を狩りにくるのも時間の問題では
— クズトロ (@quzttro) July 25, 2018

このような漠然的に悪い印象を持っている口コミが複数ありました。
昨日、生産性本部の春闘セミナー行ったのだけど、「日本の生産性が低い」という話で、各労組の代表も結局仕事の効率を上げていくみたいな話方向に持っていていたけど、そこははっきり「労働者の賃金が安い」って言うようよ。生産性本部の前では言いづらいってか
— キクチャン (@kikukikuchan) January 23, 2018

言い回しや捉え方が自分と違うとイラつく気持ちもわかります。
日本生産性本部利用時の注意点について
日本生産性本部利用時の注意点についてご紹介します。
- 有料の場合は料金が比較的高額で予算確保が必要
- 受講者数が多く希望日程が取りにくい場合がある
- 研修内容が伝統的で最新トレンドに対応していない場合がある
有料の場合は料金が比較的高額で予算確保が必要
日本生産性本部の研修は品質が高い反面、料金も相応に設定されています。
階層別研修や企業内研修は高額になる傾向があるため、事前の予算確保と費用対効果の検討が重要です。

現在はAIに関するセミナーは有料部門は開示されていませんでした。
受講者数が多く希望日程が取りにくい場合がある
人気の高い研修プログラムは受講希望者が多く、希望する日程で受講できない場合があります。
計画的な申し込みと複数の日程候補を検討しておくことが必要です。
研修内容が伝統的で最新トレンドに対応していない場合がある
長い歴史を持つ組織であるため、一部の研修内容が伝統的なアプローチに偏っている場合があります。
最新のデジタル技術や新しい働き方に関しては、他の研修機関との比較検討も必要です。

AIを学びたい時も今は基礎的な内容のセミナーしかやっていませんでした
「日本生産性本部は怪しい」と言われる理由は?
「日本生産性本部は怪しい」と言われる理由には以下のようなものがあります。
- 天下りの温床という指摘
- 料金が高額で費用対効果への疑問
- 伝統的な組織風土への懸念
天下りの温床という指摘
一部メディアから、経済産業省などの官僚や電力会社幹部の天下り先として機能しているという指摘があります。
これは組織の一面であり、実際の研修やサービスの質とは別次元の問題として捉える必要があります。

組織運営の透明性についての議論はありますが、サービス自体の価値は多くの企業に評価されています。
料金が高額で費用対効果への疑問
研修料金が他の研修機関と比較して高額に設定されているため、費用対効果に疑問を持つ声があります。
中小企業にとっては負担が大きく、同等の内容をより安価で提供する競合他社を選ぶケースも見られます。
長年の実績と信頼性を考慮すれば、適正な価格設定という見方もできます。
伝統的な組織風土への懸念
70年近い歴史を持つ組織であるため、変化への対応が遅いのではないかという懸念があります。
デジタル化やリモートワークなど、急速に変化するビジネス環境に対応した研修内容の更新が求められています。
基本的なマネジメントスキルや組織運営の原理原則については、伝統的なアプローチが有効な場合も多くあります。
DMM生成AI Campと比較してみた
DMM生成AI Campと比較をしました。
料金について比較
DMM生成AI Campの勝ちです。
DMM生成AI Campはリスキリング補助金を活用することで最大70%のキャッシュバックが可能で、実質7万円台から受講できます。
一方、日本生産性本部は階層別研修で5万円〜20万円と高額で、補助金制度も限定的です。コストパフォーマンスの面でDMM生成AI Campが優位です。
学習期間について比較
DMM生成AI Campの勝ちです。
DMM生成AI Campは最短4週間で実践的なスキルが身につくよう設計されています。
日本生産性本部は本格的に学ぼうとすると2〜5日の集中研修が中心で、継続的な学習サポートは限定的です。(現在はAIに関する有料プログラムはありません)
カリキュラムの実用性について比較
DMM生成AI Campの勝ちです。
DMM生成AI Campは生成AIという最新技術に特化し、実際の業務で即座に活用できるプロンプトエンジニアリングスキルを習得できます。
日本生産性本部は基本的なマネジメントスキルが中心となり、現代のDX時代には、より実用的なスキルを学べるDMM生成AI Campが有利です。
サポート体制について比較
DMM生成AI Campの勝ちです。
DMM生成AI Campは24時間いつでも質問できるチャットサポートと、無制限の課題添削サービスを提供しています。
日本生産性本部は研修期間中のサポートは充実していますが、終了後の継続的なサポートは限定的です。
実績と信頼性について比較
日本生産性本部の勝ちです。
日本生産性本部は1955年設立で70年近い歴史があり、25万人を超える受講者実績を持ちます。
公益財団法人としての社会的信用も高く、多くの大企業が継続的に利用しています。
DMM生成AI Campは比較的新しいサービスのため、長期的な実績の面では日本生産性本部に軍配が上がります。
安全性とお得な料金が魅力!
比較の結果はDMM生成AI Campがおすすめ
上記の比較から、現代のビジネス環境を考慮すると、DMM生成AI Campの方がおすすめです。
コストパフォーマンス、学習効率、実用性、サポート体制の4項目でDMM生成AI Campが優位です。
最新技術への対応力と継続的な学習サポートが充実しています。
日本生産性本部は伝統と実績では優れていますが、変化の激しいデジタル時代においては、より柔軟で実践的なDMM生成AI Campの方が価値の高い学習機会を提供しています。
安全性とお得な料金が魅力!
【まとめ】結局、日本生産性本部の研修は効果ある?
日本生産性本部に対する「怪しい」という評判は、組織運営の一部に対する批判であり、提供されるサービス全体を否定するものではありません。
天下りの問題や料金の高さなど指摘される点はありますが、70年近い実績と25万人を超える受講者数は、その価値を証明しています。
現代のビジネス環境を考慮すると、より実践的で費用対効果の高い学習機会を求める企業や個人が増えています。

デジタル技術の急速な発展や働き方の変化に対応するためには、最新の知識とスキルを効率的に習得できる研修プログラムが重要です。
70年の歴史
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