AI生成サービスとして様々なツールが注目されていますが、小説が書けるサービスがあるのは知っていますか?
今回ご紹介する「AIのべりすと」は、日本の会社が作ったAIを使って小説が自動生成できるツールサービスです。
実際にAIのべりすとを使って小説を書いてみた私が、「AIのべりすと」の使い方や危険性について詳しくご紹介します。
この記事を最後まで読むことで以下について理解することができます。
-
- AIのべりすとのメリット・デメリット
- AIのべりすとの使い方
- AIのべりすとの収益化について
AIのべりすととは??
AIのべりすとは、日本の株式会社ヘルメスタが開発したAIを使った小説生成サービスです。
主にテキスト生成AIを活用して、ユーザーが指定したプロンプトやキーワードに基づいて物語を自動で生成します。
このツールは初心者からプロの作家まで、誰でも簡単に使えることを目指しており、物語の執筆支援やアイデア出しに役立ちます。
利用者はテーマや登場人物、舞台設定などの要素を自由に入力し、それを元にAIが物語の展開を考えてテキストを出力をしててくれる便利なサービスです。
AIのべりすとは無料で使えるのか??
AIのべりすとは無料で利用できますが、無料プランにはいくつかの制限があります。
基本的な機能を使いたい場合は、無料版で十分ですが、長編小説の執筆や高度なモデルを利用したい場合は、有料プランの利用が推奨されます。
有料プランには、「ボイジャー会員」から、の「プラチナ会員」までいくつかの選択肢があり、出力回数や利用可能なサーバー、使用できるAIモデルの種類が増えます。
無料プランは生成できる文字数や使用できるサーバーが制限されています。
AIのべりすとを利用するメリット
AIのべりすとを利用するメリットを5つご紹介します。
- 創作の効率化が図れる
- 初心者でも簡単に利用可能
- 様々なジャンルに対応している
- カスタマイズ性が高い
- 多様なAIモデルの選択ができる
創作の効率化が図れる
AIのべりすとは、プロンプトを入力するだけで小説の続きや新しいストーリーを自動生成できます。
そのため、執筆作業を大幅に効率化させることが可能です。
長文や複雑なプロットもAIが支援してくれるため、アイデア出しや書き出しの段階で役立ちます。
初心者でも簡単に利用可能
AIのべりすとは、文章作成ツールとして、操作がシンプルで直感的に利用できるような形式になっています。
プロの作家から初めて小説を書きたい人まで幅広く対応し、ユーザーは直感的に物語の生成を楽しむことができます。
初心者でも簡単に文章を作成することができます。
様々なジャンルに対応している
AIのべりすとは様々なジャンルに対応しているため、自分が作りたい物語に挑戦することができます。
具体的には、ファンタジーやSF、現代小説など多様なジャンルに対応しています。
AIは異なる文体やジャンルに合わせて文章を生成するため、幅広い創作ニーズに応じたストーリー作成が可能です。
カスタマイズ性が高い
AIが生成するテキストは、ユーザーが自由に編集・修正できます。
キャラクターの個性やセリフの調整、プロットの微調整など、自分のイメージに近い物語を仕上げることができるため、創作の幅が広がります。
AIが作成した後、自分のオリジナリティを出すためにどんどん要素をつけ加えたり、修正していくことができるので、クオリティの高いものが完成できるでしょう。
多様なAIモデルの選択ができる
AIのべりすとは、多様なAIモデルを起用しており、有料プランになるとさらにハイクオリティなAIを利用することが可能です。
有料プランでは「とりんさま」や「やみおとめ」など、異なる特性を持つAIモデルを選択でき、ジャンルや文体に合わせた最適なAIでの執筆が可能です。
特定のジャンルに特化したモデルで、より精度の高い文章を生成できます。
AIのべりすとを利用するデメリット
AIのべりすとを利用するデメリットをご紹介します。
- 長文生成における限界がある
- 本格的に利用するには有料プラン
- 文章の品質のばらつきが気になる
長文生成における限界
無料版では、生成できる文章の文字数に制限があります。
長編小説や複雑な物語を作りたい場合、AIが一度に記憶できる情報が限られており、途中で不自然な流れや矛盾が生じることがあります。
また、エラーが発生することもあり、無料版では連続して執筆を進めるのが難しいとされています。
本格的に利用するには有料プラン
AIのべりすとを本格的に利用する場合、有料プランへの登録が必要になります。
無料プランは機能が制限されているため、特に長編小説や高度なAIモデルを活用したい場合、月額料金が必要となります。
これにより、頻繁に利用しないユーザーにとってはコスト面での負担が生じる可能性があります。
文章の品質のばらつきが気になる
AIが生成する文章の品質にはばらつきが出る可能性があります。
そのため、生成された文章が期待通りでない場合や、不自然な表現が含まれて悩む利用者もいるでしょう。
特にキャラクターの個性や感情表現が弱い場合もあり、結局は人間の手による修正が不可欠です。
AIだけに頼ると、創作の品質を安定して高めるのが難しいこともデメリットです。
AIのべりすとの使い方
AIのべりすとの使い方をご紹介します。
- STEP.1AIのべりすとにアクセスします。
- STEP.2少し下にスライドすると【小説ではじめる】というタブがあるためタップします。
- STEP.3AIの準備中ロードに時間が少しかかります。
- STEP.4タイトル、冒頭分を決めることができ【デフォルト、セリフ、ナラティブ】を選択することができます。初めの方は操作することが難しいので【デフォルト】でAIに好きに書かせてみてください。最後に【次の文を書く】をクリックします。
- STEP.5文面ができあがりました。このまま次の文章を書くこともできますし、修正を行っても大丈夫です。
AIのべりすとを利用するコツ
AIのべりすとを利用するコツをご紹介します。
- プロンプトの工夫をする
- 長文生成時の段階的な指示が必要
- AI生成結果の添削と修正をする
- 適切なAIモデルの選択する
- コメントアウト機能の活用をする
プロンプトの工夫をする
プロンプト(AIに与える指示)を具体的にすることで、AIはより質の高い文章を生成します。
例えば、物語の舞台やキャラクターの感情を詳しく指定すると、より期待に沿った結果が得られます。
プロンプトを的確認入力するためにはコツがいるので、日々試行錯誤しながら実践してきましょう。
漠然とした指示よりも、設定を詳細に書くことがポイントです。
長文生成時の段階的な指示が必要
長編のストーリーをAIに任せる場合、全体の構成をあらかじめ自分で決め、AIには部分ごとの詳細な指示を与えた方が良いでしょう。
そうすると、全体で生成した後に修正をかけるよりも、細かく対応していく方がクオリティが上がります。
一度に多くの情報をAIに入力すると混乱することがあるため、セクションごとに段階的にわけ指示を与えるのが効果的です。
AI生成結果の添削と修正をする
AIが生成した文章は完璧ではないことが多いです。
そのため、必ず人間の手で添削・修正するようにしましょう。
特に文法の誤りや不自然な表現が見つかることがあるため、AIの出力に頼り切らずに自分で確認・修正することで作品の質を高めることができます。
キャラクターの感情部分について、辻褄が合っているか自身で確認しながら修正してきましょう。
適切なAIモデルの選択する
AIのべりすとはいくつかの異なるAIモデルを提供しています。
例えば、ファンタジーやSF向けのモデルを選ぶことで、そのジャンルに合った文章が生成されやすくなります。
どのモデルを使用するかによって、生成される文章の質が大きく異なるため、事前にモデルの特徴を把握しておくことが重要です。
コメントアウト機能の活用をする
AIのべりすとにはコメントアウト機能があり、AIに対する指示やメモを残すことができます。
この機能を活用することで、後で見返したり、AIに特定の動作を指示したりする際に便利です。
特に場面転換やキャラクターの行動の指示に役立つ機能なので、どんどん使っていきましょう。
AIのべりすとの危険性について
現在のところ、AIのべりすとに関する大きなトラブルや事故は報告されていません。
しかし、AIサービスを利用していく上では、いくつか注意が必要な点があります。
たとえば、著作権に関する問題です。
AIが生成する文章は学習データを元にしているため、無意識のうちに既存の作品と類似した内容が生成される可能性があります。
このため、特に商用利用を考える際には、生成された文章の精査が必要です。
AIのべりすとだけの話ではありませんが、AIサービスを利用していく上で、常に注意はしていくようにしましょう。
AIのべりすとで作った作品は商用利用可能??
AIのべりすとで作った作品は、私的利用・商用利用を問わず、利用することが可能です。
しかし、利用者の自己責任の範囲内において利用する必要があります。
利用する際には公式サイトの利用規約を確認し、商用利用に関連する制限がないか確認することが推奨されます。
また、AIが生成する内容の正確性や信頼性に関しては、最終的に利用者が責任を持つ必要があります。
商用作品に使う場合、AIが生成した文章をしっかりと確認しましょう。
必要に応じて修正を加えることが求められます。
AIのべりすとを使って収益化する方法
AIのべりすとを使って収益化する方法を4つご紹介します。
- 小説やストーリーの販売
- オリジナルコンテンツのサブスクリプション提供
- ゲームや映像作品のシナリオ作成
- イラストと連携した作品販売
小説やストーリーの販売
AIのべりすとで生成した小説や物語を、販売することで収益化が見込めます。
販売先として、自費出版プラットフォーム(Amazon Kindle、Koboなど)や小説投稿サイトがあげられます。
特に、ライトノベルや短編小説の市場は拡大しており、定期的に新しい作品を発表することで、読者層を獲得する可能性があります。
オリジナルコンテンツのサブスクリプション提供
AIのべりすとで生成したコンテンツや連載小説を定期的に提供することで利益が見込めます。
PatreonやFANBOXなどのプラットフォームを活用して、ファンからのサブスクリプション収益の月額や年額の会員費を徴収します。
また、その定額サービスで限定コンテンツや執筆過程を公開することで、ファンとのつながりを深めることができます。
ゲームや映像作品のシナリオ作成
AIのべりすとはゲームや映像作品のシナリオ作成にも利用し、収益化を目指すことができます。
インディーゲーム開発者や映像制作会社と協力し、AIを活用して短期間でシナリオを生成し提供することがAI述べリストを活用すれば可能です。
また、シナリオ制作サービスを個人で提供することも考えられます。
イラストと連携した作品販売
AIのべりすとで生成した小説や物語に、AIイラスト生成ツール「TrinArt」などを活用して挿絵を追加し、販売することで収益が見込めます。
ビジュアル要素を持たせた作品を販売することで、注目度が変わります。
挿絵付きのライトノベルや絵本形式の作品は、特に視覚的な要素を重視する読者にアピールできる重要なポイントになるのです。
ビジネスを発展させるためには既存のサービスを掛け合わせる発想力も必要です。
Catchyと比較してみた
同じAI生成サービスである、AIのべりすとCatchyを比較しました。
Catchyと比較 | ||
AIのべりすと | Catchy | |
利用シーン | 小説の執筆 | ビジネス向けライティング |
機能性 | クリエイティブ | SEO対策 |
無料プラン | 有 | 無 |
有料プラン(月額) | 970円~2,970円 | 3,000円〜9,800円 |
日本語レベル | 高 | 高 |
AIのべりすとCatchyは、文章が書けるAIツールという点では同じですが、利用シーンが全く異なります。
AIのべりすとは、物語作家やライトノベル作家など、クリエイティブな文章を生成したい人に向いています。
一方、Catchyはマーケティングやビジネス文章作成に適しており、広告代理店やSEO対策を必要とするビジネスパーソンに最適です。
これらの特徴を考慮し、目的に応じて適切なツールを選ぶと良いでしょう。
コメント