会議やインタビューの音声を自動で文字起こし・要約できるAIツールです。
オートメモは録音するだけでテキスト化され、要約や話者の区分も行うため、会議や簡単なミーティングで大活躍します。
しかし、他にも文字起こしができるAIツールはたくさんあり、どれを活用しようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に私がオートメモを利用し、料金プランや使い方についてご紹介します。
- オートメモの強み
- オートメモの料金・使い方
- オートメモを利用する際の注意点
累計500万人利用!
オートメモとは??
オートメモは、ソースネクストが提供するAI文字起こしサービスで、ブラウザ上で音声を録音し、自動で文字起こしと要約を行います。
話者ごとに要約を分け、重要ポイントの把握がしやすく、専用ボイスレコーダーにも対応しています。
会議録作成を効率化し、要約や編集、共有まで簡単に行えます。
無料プランは月1時間まで利用可能で、スタンダードやプレミアムプランでは最大30時間/月の文字起こしが可能です。
オートメモの強み
オートメモの強みをご紹介します。
- 高精度の文字起こし
- 自動要約機能が優秀
- 話者判別機能がある
- クラウドでのデータ保存が可能
- 高いセキュリティ体制
高精度の文字起こし
オートメモはOpenAIの音声認識モデル「Whisper」を採用しており、98.9%という高い文字起こし精度を実現しています。
この精度の高さにより、変換後のテキストはほとんど手直しが不要なレベルで、効率的な議事録作成やインタビューの文字起こしをサポートします。
Whisperの音声認識は話し方や環境による影響が少なく、会議室などの雑音がある環境でも高い精度を発揮します。
スムーズな情報共有が可能となり、業務の効率化に貢献します。
自動要約機能が優秀
オートメモはGPT-4エンジンを利用し、文字起こし内容から重要なポイントを自動的に要約します。
これにより、長時間の会議やインタビューの内容を短時間で整理でき、内容把握が容易になります。
要約機能を使用することで、議事録作成の手間が大幅に削減され、報告や意思決定の迅速化にもつながります。
また、ポイントを押さえた要約は内容の見通しを良くし、関係者への共有もスムーズに行えるのが特徴です。
話者判別機能がある
オートメモは音声内での話者を自動で識別し、発言者ごとにテキストを分けて表示します。
これにより、会議やディスカッションにおいて誰が何を発言したかが一目でわかり、議事録の作成や内容確認が簡単になります。
さらに、テキストの任意の箇所をクリックして発言の音声再生ができるため、必要な部分の聞き返しが容易です。
特に、発言者が多い会議や複数人のインタビューでの情報整理に役立ちます。
手動で行うと案外誰が話しているのか聞き分けるのが難しいためとても役立つ機能です。
クラウドでのデータ保存が可能
オートメモでは、録音データとテキストデータがクラウドに無制限で保存されます。
クラウド保存によりデータのアクセスや編集がどこからでも行え、さらに共有も簡単です。
議事録やインタビュー内容はクラウド上でのリアルタイム編集が可能で、関係者間での情報共有やフィードバックもスムーズに行えます。
クラウドのデータセンターは高い耐久性を備えており、大切なデータが安全に保管されるのも大きな利点です。
高いセキュリティ体制
オートメモは、SSL/TLSによる通信の暗号化やデータベースの暗号化、DDoS対策、不正アクセス防止など、複数のセキュリティ対策が施されています。
さらに、オートメモではデータがAI学習に使用されることがなく、ユーザーの情報が外部に流出するリスクを極力排除しています。
データ保護のために、定期的な脆弱性スキャンやセキュリティ診断も実施されており、企業や個人が安心して利用できる環境が整っています。
オートメモの料金プランについて
オートメモの料金プランについてご紹介します。
個人向けプラン
個人や企業で使ってもちょっとしか活用しないという人に向いているプランです。
料金プラン | |||
お試しプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
料金 | 無料 | 1,280円(税込)〜/月 | 1,980円(税込)〜/月 |
文字起こし時間 | 1時間/月 | 30時間/月 | 30時間/月 |
要約回数 | なし(お試し1回可能) | なし(お試し1回可能) | 10回/月 |
お試しプラン
無料で、毎月1時間まで文字起こしが可能です。要約機能はありません。
文字起こしを初めて利用する方や、月に数回の短時間利用を想定する個人ユーザーに最適です。
スタンダードプラン
月額1,280円または年額15,360円で、30時間の文字起こしが可能(要約なし)。
頻度は少なめでも、毎月の安定した利用が求められる中小企業の担当者や、議事録作成のサポートが欲しいビジネスユーザーに適しています。
プレミアムプラン
月額1,980円または年額23,760円で、月30時間の文字起こしと10回の要約が利用可能です。
月に数回以上、長時間の文字起こしや要約を求めるビジネスプロジェクトの担当者、または教育やセミナー録画の要約作成が必要な方に最適です。
法人向けプラン
法人向けプランで文字起こしの容量が多い人に向いているプランです。
料金プラン | ||
ビジネスプラン シングル | ビジネスプラン チーム | |
通常価格(税込) | 99,000円 | 792,000円 |
有効期限 | 1年間 | |
納品数 | 1枚 | 10枚 |
ビジネスプラン シングル
99,000円/年で、1アカウント当たり最大1,000時間の文字起こしと要約無制限。シリアルカード登録後に利用可能。
文字起こしを大量に行うが、基本的には個人または単独での利用が多いビジネスユーザーに最適です。
ビジネスプラン チーム
792,000円/年で、複数アカウント(納品数10枚)で1,000時間の文字起こしと要約無制限が可能。
複数人での共同利用が前提となる企業、または部署単位での会議や業務が多いチーム向けです。
オートメモの危険性について
オートメモは高いセキュリティ基準を満たしデータ保護が徹底されていますが、利用上の注意も必要です。
データはクラウドに無制限で保存されますが、障害時に備えて重要データのローカルバックアップが推奨されています。
また、音声環境が悪い場合は認識精度が低下することがあり、内容を履き違えるミスという危険性もあります。
そのため、AIにまかせっきりにするのではなく内容確認をすることが望ましいです。
オートメモを利用する上での注意点
オートメモを利用する上での注意点をご紹介します。
- 対応言語は1回につき1言語
- 無料プランの制限
- 文字起こしと要約の精度について
対応言語は1回につき1言語
オートメモは1度の録音で対応できる言語が1言語に限られています。
つまり、複数の言語が含まれる録音には対応できないため、文字起こしの際に最初に設定した言語で処理されます。
異なる言語が交じる会話やインタビューなどの場合、正確な文字起こしを得るには、一言語ずつ別々に録音する必要があります。
仕様を理解し使用する場面に応じた言語設定を行うことが重要です。
無料プランの制限
オートメモのプランには文字起こし時間の制限があり、無料プランでは毎月1時間まで文字起こしが可能です。
月1時間を超える文字起こしを行う場合、スタンダードまたはプレミアムといった有料プランの契約が必要です。
スタンダードプランでは月30時間までの文字起こしが可能で、自動要約も一部利用できます。
プレミアムプランではより多くの要約回数が含まれ、業務での頻繁な使用にも対応できるよう設計されています。
利用頻度に応じて最適なプランを選択すると効率的です。
文字起こしと要約の精度について
オートメモでは、OpenAIの音声認識エンジン「Whisper」を採用し、最適な環境での文字起こし正解率は最大98.9%に達します。
しかし、音声環境や話し方によって精度は影響を受けるため、環境音や話者の距離などにも注意が必要です。
また、要約機能にはAIエンジン「GPT-4」が使用されており、精度の高い要約を自動生成します。
要約機能の使用回数は、加入プランによって異なり、より多くの要約が必要な場合は上位プランの選択が推奨されます。
オートメモの使い方について
オートメモの使い方を以下の手順でご紹介します。
- 会員登録をする
- 実際に利用する
会員登録をする
- STEP.1オートメモにアクセスし【今すぐつかってみる(無料)】で始めます。
- STEP.2SNSアカウントを使ってログインを行います。
- STEP.3プロフィールの設定です。必須項目を入力し【利用開始】をします。
実際に利用する
- STEP.1【録音】をクリックすると、すぐに録音が開始されます。
- STEP.2録音を終了させると画像のようなポップアップが表示されるため【OK】をクリックします。
- STEP.3文字起こしのために数分待機すると、新規録音がクリックできるようになれば文字起こしは完了です。
- STEP.4生成された文字起こしは編集をすることができます。
- STEP.5具体的にはこのように文章の読み込みが間違っている時、手動で訂正ができます。
- STEP.6また、発言者を実際の氏名に変更することも可能です。
- STEP.7他にも文字起こしの文章が長ければ、要約機能を使うこともできます。※プランによって利用回数の制限あり
オートメモを実際に使ってみた
オートメモを実際に使ってみた感想として、文字起こしのスピード感は他サービスに劣るが、音声を交えて聞き直したい時に便利だと思いました。
まず、オートメモは録音をした後、数分文章を作成する時間が発生します。
30秒弱の録音で、数分かかっていたので長い音声だとより長時間待たないといけないことが予想できるため、効率性はあまり良くありません。
しかし、生成された文章は以下の動画のように、音声と一緒に見直すことができ、例えばその場の会議の雰囲気を思い出したい時に便利だと感じました。
このように、オートメモはスピード感は劣りますが、音声を聞き直すなど使い方によって、良い効果を発揮できそうです。
Nottaと比較してみた
同じAI文字起こしツールのNottaと比較をおこないました。
Nottaと比較 | ||
Notta | オートメモ | |
精度 | 高精度、58言語対応 | 正解率98.9% |
要約機能 | あり(要約とインサイト抽出) | あり(GPT-4搭載) |
デバイス | Web、モバイルアプリ、カレンダー連携 | 専用ボイスレコーダー、PC |
料金(個人利用) | 無料~年30,096円 | 無料~年23,760円 |
用途 | 幅広いシーン(セミナー・教育含む) | 会議・商談中心 |
セキュリティ | SOC 2 Type II、ISO 27001準拠 | SSL/TLS暗号化、Tier4対応 |
主な利用者 | 企業4,000社以上 | 法人1,700社以上 |
オートメモとNottaはどちらとも、AIの自動文字起こしツールになります。
特徴として、オートメモは会議記録に特化し、専用レコーダーや高精度の文字起こし機能が強みです。
一方、Nottaは多言語対応や連携機能で広い用途に対応可能で、国際規格のセキュリティが特徴です。
どちらもよいツールですが、私は議事録としてスピーディーにようやく文章や文字起こしができる、Nottaをオススメします。
Nottaは文字起こしと要約が速いため、効率よく議事録を作成し、そこから企画のヒントを得たい私にぴったりでした。
比較内容をみて良いと思ったツールをぜひ無料お試ししてみてください
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