- AI映画制作企業InterPositiveを最大約900億円で買収
- 撮影済み映像をAIで加工するツールを開発
- アフレックはNetflixのシニアアドバイザーに就任
Netflixが、俳優・映画監督のベン・アフレック氏が2022年に創業したAI映画制作スタートアップ「InterPositive」を買収しました。Bloombergの報道によると、買収額は業績目標の達成に応じて最大6億ドル(約900億円)に達する可能性があり、Netflix史上最大級の買収案件の一つとなります。
InterPositiveは、撮影済みの映像をAIで編集・加工するツールを開発している企業です。
不要な物体の除去や背景の変更といったポストプロダクション作業を効率化するもので、デヴィッド・フィンチャー監督がブラッド・ピット主演の新作映画ですでに活用しているとされています。
いわゆるAIで映像をゼロから生成する技術とは異なり、あくまで映画制作者の創作を補助するツールという位置づけです。
16名のInterPositiveチーム全員がNetflixに合流し、アフレック氏自身もシニアアドバイザーとして技術面の助言を行います。
Netflixはこのツールを自社のクリエイターパートナーに提供する予定で、外部への販売は計画していません。
一方で、ハリウッドではAI技術の活用に対する警戒感も根強く残っています。
2023年のストライキではAIの扱いが争点の一つとなりました。
Netflixは「映画制作者の判断と創造性を中心に据える」と強調しており、AI導入と人間の創造性の両立を業界にどう示していくかが今後の注目ポイントです。

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