- 中国Galbot社の人型ロボットが人間とテニスラリーを実現
- 5時間の動作データ学習でフォアハンド成功率96%超
- 清華大・北京大と共同開発、マスク氏も注目
中国のAIロボット企業Galbot社が、人型ロボットによるテニスの実演動画を3月16日にSNSで公開し、大きな話題を呼んでいます。動画では、Unitree G1という人型ロボットがテニスラケットを持ち、人間のエンジニアとラリーを続ける様子が映されています。
このロボットには「LATENT」と呼ばれる制御システムが搭載されています。清華大学・北京大学との共同研究で開発されたもので、わずか5人のプレーヤーから約5時間分の動作データを収集し、フォアハンドやバックハンド、サイドステップなどの基本動作を学習させました。シミュレーションではフォアハンドの成功率が96%を超えたとのことです。
テニスはボールの速度が最大時速108kmに達し、ラケットとボールの接触はわずか数ミリ秒しかありません。そのため、人型ロボットにとっては最も難易度の高いスポーツの一つとされてきました。今回の成果は、完璧な動作データがなくても断片的な情報からロボットが複雑な動きを習得できることを示しています。
この動画にはイーロン・マスク氏もリポストするなど、世界中で注目を集めています。研究チームは、この技術がテニス以外にもサッカーやバドミントンなど、質の高い動作データの取得が難しいスポーツにも応用可能だとしています。約240万円(16,000ドル)という本体価格も含め、スポーツ練習パートナーやエンターテインメント分野への展開が期待されます。

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