- ChatGPT広告が開始6週間で年間換算1億ドル超を達成
- 広告主は600社以上、表示対象ユーザーの2割未満で達成
- 4月にセルフサーブ機能導入、海外展開も計画中
OpenAIは3月26日、ChatGPTに導入した広告のパイロット事業が、開始からわずか6週間で年間換算1億ドル(約150億円)を超える売上を記録したと発表しました。1月に米国の無料ユーザーと低価格プラン「Go」向けにテスト導入された広告が、予想を上回るスピードで成長しています。
広告はChatGPTの回答の下部に表示され、AIの出力内容には影響しない仕組みです。ユーザーの会話データが広告主に共有されることもありません。現在600社以上の広告主が参加しており、対象ユーザーの約85%が広告表示の対象ですが、実際に1日に広告を目にしているのは20%未満にとどまっています。
今週にはMeta出身のデヴィッド・デュガン氏が広告事業のグローバル責任者に就任しました。4月には広告主が自分でキャンペーンを管理できるセルフサーブツールの導入も予定されており、中小企業の参入障壁がさらに下がる見込みです。
OpenAIのサム・アルトマンCEOは2024年に「広告は最後の手段」と発言していましたが、AI開発に伴う莫大なコストを賄うため方針を転換しました。今後はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドへの拡大も計画されています。一方で、ライバルのAnthropicは今年のスーパーボウル広告でOpenAIの広告参入を揶揄するなど、AIチャットに広告を組み込むことへの賛否は分かれています。

「生成AIで業務効率を上げたい」、「ChatGPTを実務で使えるようになりたい」 このような方に