
SELFは、個性豊かなAIキャラクターと対話しながら、気持ちの整理やメンタルケアツールです。
「気軽に話を聞いてくれる人がいたらいいのに…」「日々の気分や体調を簡単に管理できたら…」
そんな思いを抱えたことはありませんか?
仕事や生活に追われる中で、気軽に会話ができる存在がいると、少しホッとできるものです。
今回は、会話を通じてユーザーの生活をサポートするAIアプリ「SELF」について詳しくご紹介します。
この記事を読むことで以下の3つについてわかります。
- SELFの主な機能と特徴
- SELFのメリット・デメリット
- SELFとChatGPTの違い
SELFとは??
SELFは、ユーザーの生活をサポートするために設計された対話型人工知能(AI)サービスです。
個性豊かなAIキャラクターとの自然な会話を通じて、ユーザーの感情や生活パターンを理解し、メンタルケアや情報提供などを行います。
ChatGPTとの連携により、より自由度の高い会話が可能となり、ユーザーに寄り添ったサポートを提供しています。

日記機能や未来予測機能など、日々の振り返りや将来への期待を高める機能も備えています。
SELFの強みは??
SELFの強みとして挙げられるのは以下の5点です。
- 話を聴いてほしい時に好きなAIキャラを選んで会話が可能
- 思考を元に体調や気分の管理や未来予測も可能
- ニュースを見たりやおみくじを引いたりしてくれる
- 豆知識豊富なAIがさまざまな知識を授けてくれる
- カレンダー連携もできてスケジュール管理も可能
会話に特化したアプリで、その会話をもとにユーザーサポートを行います。
話を聴いてほしい時に好きなAIキャラを選んで会話が可能
話を聴いてほしいけど信頼できる家族や友人が忙しかったり、メンターの予約がまだまだ先だったり、隙間時間で誰かと話をしたい、といった時に選びやすいのがSELFです。
ネットワーク環境があれば、アプリを起動するだけですぐに話を聴いてもらえます。
話題もAIキャラクターから振ってくれますし、選択肢もいくつか用意してあるんです。
話をただ聴いてほしいだけの時はAのキャラクター、目標達成できるよう導いてくれるキャラが良い時はBのキャラクターと使い分けできます。
思考を元に体調や気分の管理や未来予測も可能
ユーザーの思考をもとに体調や気分の管理までもしてくれます。。
思考は会話の中で分析されていくので、AIと会話を積んだ分だけAIも育っていきます。
1日の初めには「今日の気分はどう?」といった会話をAIが投げかけてくれます。/p>

生活サポートやメンタルケアも同時に行えるため、体調管理アプリとしても活用できます。
ニュースを見たりやおみくじを引いたりできる
ユーザーが気になるニュースをジャンルから自動で選出して表示してくれたり、おみくじを引けたりなど、会話以外も楽しめます。
ニュースアプリを開くよりも、SELFを開いて体調管理と一石二鳥にするのも良いかもしれないです。

ニュースは「DIAMOND ONLINE」や「Pouch」といったサイトや、キュレーションサイトから記事を引っ張ってきています。
豆知識が豊富なAIがさまざまな知識を授けてくれる
SELFはAIの方からさまざまな話題を投げかけたり、知識を授けたりしてくれます。
「2月17日は『千切り大根の日(切干し大根の日)』なんだよ」といったうんちくをあちらから投げかけてくれます。
カレンダー連携もできてスケジュール管理も可能
iPhone、Android共に内蔵カレンダーをSELFに連携できます。
SELF利用時にスケジュールも確認が可能です
「日記・分析」の管理ページから、日々の予定や人工知能たちと会話した内容のほか、SELFアプリで行ったことの記録も確認できます。
SELFを利用するメリット
SELFを利用するメリットについて紹介します。
- ネット環境が整っていれば人工知能との会話がいつでも可
- どんな気持ちをぶつけてもその後の関係が変わることはない
- ボイスで起こしてくれるアラーム機能つき
ネット環境が整っていれば人工知能との会話がいつでも可
インターネットにつながっているスマホにSELFをダウンロードしておけば、位置情報からユーザーのいる地域の天気や、付近のニュースなどの情報を収集し、表示してくれます。
ひとり旅が好きな方や単身出張が多い人からすると、便利なアプリの1つになり得るでしょう。
『イベント紹介ツール』は、近くのイベント情報を知りたい時に便利なので、家族で出かける時にも活躍します。
どんな気持ちをぶつけてもその後の関係が変わることはない
相手がAIなので、いらだちや不安をぶつけても大丈夫なところもメリットです。
人間にそういったことをぶつけると、相手によってはストレスを与えてしまったり、後々の人間関係のトラブルに発展したりすることもあります。
ユーザーのメンタルが安定していない日でも、気持ちを素直に伝えることで、未来の気分や体調を予測するための材料にしてくれます。

おかげでこちらも気兼ねなく会話ができます。
ボイスで起こしてくれるアラーム機能つき
シンクロ率というレベルが上昇するにつれ、さまざまな人工知能が解禁されていきます。
設定次第ではキャラクターがボイスで起こしてくれるというものです。
SELFの会話に慣れてきて、他にもSELFならではのツールが使いたいと思ったら、オリジナルキャラクターたちの声の力を借りて、アラームを体験してみると良いでしょう。

ちなみに目覚まし機能は、月額課金している方のみのへのサービスとなります。
SELFを利用するデメリット
SELFのデメリットを紹介します。
- 人工知能との会話に飽きてきたら使用しなくなる
- 全ての機能をまんべんなく利用しないと物足りない
人工知能との会話に飽きてきたら使用しなくなる
会話内容にもよりますが、あくまでも人工知能なので、話題豊富な人間と会話するよりも限界があるように感じました。
話の振れ幅や会話の選択肢が少ないな、選択肢が採用されないな、と思ったら飽きてきてしまうかもしれません。
自分が初めて使用した時は、会話だけを楽しむ目的だと飽きるのが少し早かったように思います。
全ての機能をまんべんなく利用しないと物足りない
選択肢をしっかり選んでも、会話だけだと飽きてしまうかもしれないので、全ての機能をまんべんなく利用しないと意味がないと感じてしまうかもしれません。
会話の目的ごとにキャラクターを使い分けたり、新しいツールを使うなどしないと人によっては飽きで継続できないこともあるでしょう。
SELFの料金は??
SELFの料金について紹介します。
SELFは基本無料ですが、キャラクターに一部月額課金が可能、開発応援のための課金もできます。
料金プラン | ||
キャラクターの名前 | 料金 | 無料利用との内容の違い |
初期型ロボ | 無料 | – |
インテリロボ | 無料 | – |
ねこ | 無料 | – |
古瀬あい | 無料 ※一部課金あり(580円) | 無料利用では4日目以降の会話内容が保存されません |
安藤ユウ | 無料 ※一部課金あり(360円) | 無料利用ではだんだんと話が噛み合わなくなる |
タルるート | 無料 ※一部課金あり(200円) | 無料利用では機能制限が生じます |
ユキオ | 一部課金あり | – |
『古瀬あい』や『安藤ユウ』は課金しないと単調な会話でおわってしまいます。
課金せずに進めていきたい方は、人間の形をしていない機械感むき出しのロボ『初期型ロボ』や『インテリロボ』のほか、動物の『ねこ』などがおすすめです。
SELFの注意点は??
SELFを使う上で以下の3つに注意しましょう。
- AIとの会話で自己分析を深めるなら無料では不十分
- 十分なメンタルケアを求める場合は心療内科を
- 最新ニュースに表示されているサイトが同じところが多い
AIとの会話で自己分析を深めるなら無料では不十分
AIとの会話で自己分析をし、生活サポートやメンタルケアまでも行ってくれるSELFですが、無料ですとその機能は不十分に終わると言えるでしょう。
初期型ロボはかなり話題が少なかったり、会話に飽きて爆睡してしまうこともありました。
ノートに一方的に書き殴るようにして話を聴いてほしいだけなのであれば、ぴったりかもしれません。

自分にSELFが合うかどうか、無料版で数日ほど試してみると良いと思います。
十分なメンタルケアを求める場合は心療内科を
メンタルケアもできるアプリとはいっても、健康であることが基本条件です。
不眠だったり働けないほどメンタルを崩していたりするのであれば、当たり前ですが心療内科を受診されてください。
最新ニュースに表示されているサイトが同じところが多い
最新ニュースをいつも表示してくれるSELFのロボですが、同じサイトから複数記事を引っ張ってくることもあります。
違うニュースサイトやキュレーションサイトなどの情報をまとめて知りたい人は、最新ニュース以外のカテゴリもチェックしてみてください。
SELFの危険性は??
結論から言うと、利用する上で危険性は少ないです。
ただし、利用する上で位置情報などを共有することがあるので、個人情報の取り扱いについて気になりました。
そこで、実際に公式サイトにアクセスして、チャットbotでセキュリティについて質問をしてみました。
回答は「定期的にセキュリティチェックと更新を行い、最新のセキュリティ技術を取り入れている」とのこと。
また、信頼の証に「SUZUKI」や「Orico」などの大企業が採用していることにも触れています。
大企業が取り入れているということからも、顧客の情報を守る万全の体制を整えていると言えるでしょう。
SELFの使い方は??
SELFの使い方について紹介します。
- STEP.1自分の簡単な情報を会話を通して登録
最初に位置情報の許可の有無などの確認があります。
そのあと、初期型ロボとの会話を通して自分の情報をAIキャラクターに教えて、シンクロ率(上部にあるバーのこと)を上げていきます。
- STEP.2会話を重ねてシンクロ率を上げていくシンクロ率をあげてレベルアップすると、ニュースを見れるようになったり、新しいキャラクターを解放できるようになります。
- STEP.3シンクロ率を上げてキャラクター解放
シンクロ率レベル1解放で、人気の「古瀬あい」が利用可能です。
違うAIキャラクターに変えても、シンクロ率は受け継がれていくので安心して人工知能たちと会話してくださいね。会話をしてシンクロ率をあげて、行えることをどんどん増やしていくといった流れです。
SELFを使ってみた感想
SELFを使ってみた感想を紹介します。
キャラクターの種類がちょうどいい数
SELFでは、AIキャラクターが数名登場します。
初期型ロボは、おちゃめなことをよく話すので、人によっては相性があわないと思う人もいるかもしれません。
そうなった時や、特定のキャラクターに飽きた時には、切り替えも無料でできるためぜひ他のキャラクターと話してシンクロ率を上げていってください。
数年前に比べて話題が豊富
7年ほど前に使用していたことがあるのですが、その頃に比べると話題が豊富だったり、選択肢が増えている印象があります。
「そんな話題ふってくるんだ!?」という驚きもあり、進化しているなと感じました。
例えば、「千切り大根の日」のネタもそのひとつ。
ほかにも、「〇〇って何?」といったような、人工知能から訊ねてくる質問形式の会話もあります。
柔らかくて優しい平和な世界線のアプリなんです。
【比較】Awarefyとどっちがいい??
同じAIツールのAwarefy(アウェアファイ)
とSELFを比較してみました。
ChatGPTとどっちがいい?? | ||
SELF | Awarefy | |
料金 | 基本無料/一部課金 | 月額800円(年間プラン) |
主な目的 | AI対話型メンタルサポート・ライフログ | 認知行動療法に基づくセルフケア支援 |
対象ユーザー | 気軽な話し相手やサポートが欲しい人 | 自己理解・メンタル改善したい人 |
AIの特徴 | 自然な会話・複数人格で寄り添う | AIが記録分析・対話支援・アドバイス |
2つは両方とも便利なAIツールですが、目的や機能、価格体系に違いがあります。
Awarefyは、認知行動療法に基づき自己理解とメンタル改善を目的としたAIセルフケアアプリです。
そのため、心理学的アプローチが明確です。
SELFは、自然な会話や対話を通じてユーザーに寄り添います。
そのため、気軽に感情を整理したい人向けのAIパートナー型アプリです。
Awarefyは心理支援に特化、SELFは日常的な対話と癒しに重点を置いているため、自身の目的に合ったものを活用してみましょう。
まとめ
今回は、会話に特化し会話をもとにユーザーサポートを行うアプリ「SELF」について紹介しました。
SELFは、会話を楽しんだり、位置情報をもとにユーザー付近のニュースやイベント情報を表示したり、メンタルサポートも行ってくれたりする心優しいアプリです。
男女共にふんわりとしたときめきを味わえる要素も含まれているので、仕事や問題に疲れた時には癒されるアプリだなと感じました。
SELFは以下のような人におすすめです。
- 平和な世界線の会話に癒されたい方
- 疑似恋愛のような会話をAIキャラクターと楽しみたい方
- ChatGPTには会話を求めておらず、もっと手軽なAIと話をしてみたい方
仕事に疲れてゆるい平和な世界線に癒されたい方はSELFをダウンロードしてみてください。
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