Claude Codeのターミナル版を、文系の完全初心者が恐る恐る触ってみました。
すると初期設定だけで罠が3つも出てきました。
そもそもターミナルがどこにあるのか分からない、インストール中に真っ赤な英語エラーが画面いっぱいに出る、ネットの記事どおりに進めてもなぜかうまくいかない。
正直、完全初心者がいきなりやるにはハードルが高いと感じました。
それでも最終的には全部解決して、1時間ほどでClaude Codeに普通の日本語で話しかけられるところまでたどり着けています。
この記事では、インストールから初めての対話まで、3つの罠の解決方法込みで全部お見せします。
- ターミナル版とデスクトップ版の使い分け
- 真っ赤なエラーが出る原因と、公式インストーラーでの解決方法
- 初期設定と、画面録画する人向けのプライバシー対策
Claude Codeターミナル版とデスクトップ版の違い
デスクトップアプリ版だけで十分なのに、なぜターミナル版に挑戦するのか。
調べてみると、できることの幅が想像以上に違いました。
共通するのは「日本語で指示できる」こと
まず共通しているのは、AIに普通の日本語で指示を出して、コードや文章を書いてもらえるという部分です。
エンジンはどちらも同じClaudeなので、返ってくる中身の頭の良さ自体は変わりません。
違うのは、その頭の良さをどう動かすかという部分です。
1つずつのデスクトップ版、まとめて動かすターミナル版
デスクトップアプリ版は視覚的に分かりやすく、マウスでクリックして操作できます。
| 項目 | デスクトップアプリ版 | ターミナル版 |
|---|---|---|
| 操作 | マウスでクリック | 文字ベースで入力 |
| 見やすさ | 画面が分かりやすく初心者向け | 最初はとっつきにくい |
| 同時作業 | 1つのタスクのみ | 複数のタスクを同時に動かせる |
| 自動化 | — | できる |
| 向いている作業 | 丁寧に1つずつ | まとめて自動で |
ざっくり言うと、デスクトップアプリ版は丁寧に1つずつ、ターミナル版はまとめて自動でというイメージです。
軽い作業ならデスクトップアプリ版で十分ですが、量をこなしたい、自動化したいとなったときにターミナル版の出番になります。
ライター・動画制作で効く場面
実際の作業に置き換えると違いがはっきりします。
Webライティングなら、自分のサイトの記事を10本まとめてチェックしたいときや、リライト・内部リンクの確認・HTML構造の確認といった量のある作業に強いです。
動画制作なら、複数の台本を別々のテーマで一気に書かせたり、フォーマットを統一したりできます。

定期的に発信している人ほど、かかる時間が変わってきます。
デスクトップアプリ版の基本機能は、こちらの記事でまとめています。
Claude Codeを、なんとなく使えている気になっていませんか。 CLAUDE.md、スキル、コネクター、プラグイン。 名前は聞いたことがあっても、どれが何のための機能なのか分からないまま触っている方は多いはずです。 この記事では、デスクトップアプリ版の画面を見ながら基本機能を1つずつ整理...
Claude Codeを、なんとなく使えている気になっていませんか。 CLAUDE.md、スキル、コネクター、プラグイン。 名前は聞いたことがあっても、どれが何のための機能なのか分からないまま触っている方は多いはずです。 この記事では、デスクトップアプリ版の画面を見ながら基本機能を1つずつ整理...
Claude Codeインストール前の準備
ターミナル版を動かすには、ターミナル・Node.js・Claude Code本体の3つが必要です。
順番に確認していきます。
罠①ターミナルはどこにある?
始めようと意気込んだ瞬間、いきなりつまずきました。
そもそもターミナルがどこにあるのか分からず、さあ始めるぞと思ったのに手が止まってしまったんです。
Macで開く一番簡単な方法は、スポットライト検索です。
キーボードでcommandキーとスペースキーを同時に押し、検索バーにターミナルと入力して、一番上に出てきたものをenterで開きます。
開いた画面を見て、白いんだ、というのが率直な感想でした。
ハッカー映画で見るような黒い画面をイメージしていましたが、Macの初期設定は白背景です。
Node.jsのバージョンを確認する
次にNode.jsが入っているかを確認します。
ターミナルにnode --versionと入力してenterを押すと、Node.jsのバージョンを教えてもらえます。
Claude Codeを動かすにはバージョン18以上が必要で、筆者の環境では余裕でクリアしていました。
もしcommand not foundというエラーが出た場合は、Node.jsが入っていません。
その場合は公式サイトのnodejs.orgから無料でダウンロードできます。
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Claude Codeのインストールで真っ赤なエラーが出た原因
ここが今回一番つまずいたところです。
先に結論を書くと、原因は参考にした情報が古かったことでした。
罠②真っ赤な権限エラーの正体
勉強のためにネット記事を調べて、書いてあったコマンドをそのままコピペしてenterを押しました。
その瞬間、画面いっぱいに真っ赤な英語のエラーが大量に出てきて、これを見た瞬間は終わったと思いました。
ただ落ち着いて読んでみると、大事なのは2行だけでした。
1行目のEACCESはアクセス制限エラー、2行目はこの操作はあなたのMacに拒否されましたという意味です。
つまり、Claude Codeを全Macユーザー共通の場所に入れようとして、そこは勝手にいじってはいけないとMacに止められた状態でした。
エラーの量に驚きますが、中身は権限の問題だけです。
罠③ネット記事の情報が古かった
信頼して記事どおりに打ったのに、なぜうまくいかなかったのか。
調べてみると、npmを使うこのインストール方法は少し古い情報で、今はAnthropic公式のインストーラーを使うことが推奨されていました。
公式インストーラーなら権限エラーは発生しません。
ネット記事を見てClaude Codeを始める方は、情報の新しさに注意してください。
公式インストーラーで入れ直す
公式インストーラーのコマンドはこちらです。
| 用途 | コマンド |
|---|---|
| Node.jsの確認 | node --version |
| インストール | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash |
| PATHを通す | echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc && source ~/.zshrc |
| バージョン確認 | claude --version |
| 起動 | claude |
インストールのコマンドは複雑に見えますが、やっていることはシンプルです。
Anthropic公式サイトからインストーラーをダウンロードして、そのまま実行するという意味になります。
コピペしてenterを押すと画面が動き出し、インストール完了のメッセージが表示されました。
パスを通して動作確認
インストール後に、追加でもう1つだけ作業が必要です。
Claude Codeは入ったものの、Macはclaudeというコマンドがどこにあるかを知らない状態なので、保管場所を教えてあげる必要があります。
これをパスを通すと言い、表の3番目のコマンドをコピペしてenterを押すだけで終わります。
1回打てば、次からは気にしなくて大丈夫です。
最後にclaude --versionで動作を確認します。
バージョン情報が表示されたらインストール完了です。
これから挑戦する方は、最初から公式インストーラーを使ってください。
真っ赤なエラー画面を見ずにスムーズに進められます。
Claude Codeの初期設定とプライバシー対策
本体のインストールが終わったので、ここからは初期設定です。
途中で、画面録画をする方に向けた注意点も挟みます。
起動とテーマ選択
ターミナルにclaudeと入力してenterを押すと、Claude Codeが起動します。
たった6文字を打っただけで巨大なロゴアートが表示されて、こんな演出があるんだと驚きました。
黒い画面で文字を打つだけのツールというイメージが、ここで一気に変わります。
最初に聞かれるのは表示テーマで、ダークモードやライトモード、色覚多様性に対応したものなど、あわせて7つの選択肢が並びます。
ここで1つ注意があります。

ターミナルはマウスが効かないので、選択肢は矢印キーで動かしてenterで決定してください。
ログイン方法を選ぶ
次に聞かれるのがログイン方法です。
Claudeアカウント、Anthropicコンソールのアカウント、サードパーティープラットフォームの3つから選ぶ形になっています。
普段Claudeを月額契約で使っている方は、1番のClaudeアカウントでほぼ問題ありません。
enterを押すとブラウザが自動で開き、ログイン画面が表示されます。
いつも使っているアカウントでログインして承認すると、自動でターミナルに戻ってきます。

画面には、ログインしたアカウントのメールアドレスが表示されました。
メールアドレスが常時表示される点に注意
ここが画面録画をする人にとって気になるポイントです。
Claude Codeのターミナル版は、起動している間ログイン中のメールアドレスが画面に表示され続ける仕組みになっています。
録画や配信をする方は、編集で隠すなどの対策をしてください。
顔出しなしで発信している方ほど、見落としやすい部分です。
Macのアクセス許可3つ
続いて、ターミナルの推奨設定を有効にするか聞かれます。
これはYesで問題なく、shiftキーとenterキーで改行できるようになるので、長めの指示を書くときに便利になります。
最後にMacからアクセス許可のダイアログが3つ出てきました。
書類フォルダ、ダウンロードフォルダ、リマインダーの3つで、これはすべて許可して大丈夫です。
Claude Codeにファイルを読み書きさせるために必要な権限だからです。
あとからこのフォルダは触らせたくないと思った場合は、Macのシステム設定のセキュリティから個別にオフにできます。
これでセットアップは完了です。
まずは公式サイトを見てみる
Claude Codeに初めて話しかけてみた
入力欄が表示されたので、初めての対話としてClaude Codeに自己紹介をしてもらいました。
最初に「日本語で答えて」と入れる
送ったのは、日本語で答えてください、あなたは何ができるツールですか、初心者にも分かるように教えてください、という内容です。
最初に日本語で答えてくださいと入れているのは、そのままだと英語で返ってくる可能性があるからです。

日本語で受け取りたいときは、毎回一言添えておくと安心です。
普通の日本語で話しかけるだけでいい
返ってきたのは、ターミナルで動作するAIアシスタントですという自己紹介と、できることの一覧でした。
コードを書く、直す、読んで説明する、ファイルを操作する、コマンドを実行する、調べて考える。
ここまでは想像どおりでしたが、最後の一文に驚きました。
初心者の方へ、普通の日本語で話しかけるだけで大丈夫です、と書いてあったんです。
専門的なコマンドをひたすら打ち込むイメージでしたが、実際は普段Claudeを使うときと同じ自然な日本語でやり取りできます。
Claude Code自身が例として挙げてきたのも、このエラーを直して、ログイン機能を作って、このコードを説明して、といった普通の言葉でした。
自分の作業に置き換えると、この記事のSEO構造を見直して、内部リンクの貼り忘れがないかチェックして、過去の台本のフォーマットを統一して、といった指示が出せるはずです。
エンジニア向けのツールだと思い込んでいましたが、ライターや動画クリエイターでも普通に使えるツールでした。
Claude Codeインストールのよくある質問

まとめ|Claude Codeのインストールは1時間で終わる
文系の完全初心者がターミナル版に挑戦して、罠は3つ出てきました。
ターミナルの場所が分からない、真っ赤な権限エラーが出る、ネット記事の情報が古い。
どれも一度分かってしまえば、詰まる場所ではありませんでした。
特に大きいのは3つ目で、最初から公式インストーラーを使えば、真っ赤なエラー画面を見ずに済みます。
それでも1時間ほどで、Claude Codeに普通の日本語で話しかけられるところまでたどり着けました。
エンジニアじゃないと使えないツールだと思い込んでいましたが、Webライティングや動画制作をしている人にも十分使える選択肢です。
まずはデスクトップアプリ版で感覚を掴んでから、ターミナル版に進んでみてください。
まずは公式サイトを見てみる


