- JR東とNECが「みどりの窓口」に生成AIを導入
- 音声でAIと対話し、内容を整理して係員に引き継ぐ
- 7月に立川駅で実証、将来は多言語対応も視野
NECとJR東日本は6月9日、生成AIを活用した「みどりの窓口AI対応サービス」(仮称)の実証実験を、7月に立川駅(東京都)で実施すると発表しました。利用者が音声でAIと対話し、きっぷ購入に必要な情報を整理した上で、窓口の係員に引き継ぐ仕組みです。
実証では、みどりの窓口内に特設ブースを設け、生成AIと音声で対話できる専用装置を設置します。利用者が乗車区間や日時、人数、割引の有無といった要望を伝えると、AIがその内容を整理して係員に送信し、係員がそれを基にきっぷを発売します。
背景には、みどりの窓口を取り巻く環境の変化があります。JR東日本は窓口を2021年時点の440駅から209駅まで削減してきましたが、混雑などを受けて2024年5月に削減方針の凍結を発表しました。AIで係員の業務を補完し、限られた人員でも安心して使える窓口を目指す狙いがあります。
将来は、多言語への対応や、要望の確認から発券までをAIが一体的に行う仕組みの実現も視野に入れているとのことです。JR東日本は、みどりの窓口への生成AIの段階的な導入を進めていく方針を示しています。
身近な駅の窓口でAIがどこまで役立つのか、7月の実証実験の結果が注目されます。

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