Paperpalで英語論文執筆がもっと効率的になります。
125か国以上で利用され、600,000人以上の研究者が選んだこのツールは、論文執筆の効率化と品質向上をサポートします。
そんな、評判の高いPaperpalを実際に私が利用してみて、料金や使い方についてわかったことをご紹介します。
- Paperpalの強み
- Paperpalの料金・使い方
- Paperpalを利用する際の注意点
Paperpalとは??
Paperpalは、エディテージが提供するAI英語論文執筆支援ツールで、125か国以上の研究者に利用されています。
20年以上の英文校正ノウハウを基に、学術文書に特化した自然言語処理(NLP)を活用してます。
文法チェック、リライト、剽窃チェック、文脈に応じた翻訳、アブストラクトの自動提案、語彙選択の最適化など、多機能を搭載しており、Microsoft WordのアドインやWeb版で利用可能です、
また、論文執筆の効率化と品質向上をサポート。大学や研究機関向けのプランも提供されています。
国内No.1英文校正ブランドが提供
Paperpalの強み
Paperpalの強みをご紹介します。
- アカデミア特化のAI技術
- 多機能な執筆支援ツール
- 2つの校正モード
- 文書構造と専門用語への対応
- 国際的な信頼性
アカデミア特化のAI技術
Paperpalは、エディテージが提供するアカデミア特化のAI英語論文執筆支援ツールです。
20年以上の英文校正ノウハウを基に開発されています。
そのAIは、プロの校正者に極めて近い精度を誇り、研究者が求める高品質な英文表現をリアルタイムで提案します。
文法やスペルチェックに加え、文章のリライト、剽窃チェック、日本語を含む25以上の言語から英語への翻訳、アブストラクトの提案、さらにAIを活用したタイトルやアウトラインの生成といった多彩な機能を備えています。
多機能な執筆支援ツール
Paperpalは高精度な自然言語処理技術(NLP)を活用しています。
そのため、文書内の構造や専門用語、数式、略語を正確に検出し、文脈に合った適切な修正を提案することができます。
またこれにより、専門性を維持したまま効率的な校正が可能です。
さらに、Microsoft Wordのアドイン版やWeb版で利用でき、Windows、Mac、Microsoft 365などの幅広い環境に対応しています。
ユーザーは簡単に導入しツールを利用することができます。
2つの校正モード
では、基本的な文法チェックに特化したEssentialモードと、より詳細な文脈の修正を行うExtensiveモードの2つの校正モードが用意されています。
そのため、利用者のニーズに応じて最適なサービスを選択できます。
また、大学や研究機関向けの特別プランも提供されており、教育現場や研究機関での利用を支援しています。
このプランでは公費支払いにも対応しており、組織全体で効率的に導入することが可能です。
文書構造と専門用語への対応
Paperpalは、多機能かつ柔軟な支援を提供しています。
その高度な技術と豊富な機能により、研究活動の質と効率を大幅に向上させることができます。
学生や教職員が効率よく論文を執筆できるよう特別プランを提供をしているため、大学での一括導入により、教育現場全体の研究品質向上に貢献することが可能です。
国際的な信頼性
Paperpalは、125か国以上で利用され、国内外の有名大学や学術出版社から高い信頼を獲得しています。
現在では60万人以上の研究者がその機能を活用しています。
さらに、剽窃チェック機能では類似スコアや色分け表示を用いて問題箇所を明確化し、提出前チェック機能では技術的および言語的な課題を洗い出すことができます。
これにより論文リジェクトのリスクを大幅に低減します。
Paperpalの料金プランについて
Paperpalの料金プランについてご紹介します。
料金プラン | ||
Free | Prime | |
料金(月額) | 無料 | 1,741円〜 |
英文校正提案 | 月200回 | 無制限 |
AI機能 | 1日5回 | 無制限 |
Freeプラン(無料)
無料で基本的な機能を体験できるため、操作感や校正精度を確認するのに最適です。
また、短文や少量の校正が必要な場合にも対応可能で、エッセイや短い論文、レポートの校正を試すには十分な機能が備わっています。
Primeプラン(有料)
有料プランをつかえば大学や研究機関では、多くの研究者や学生が利用する場面に適しており、組織全体での研究効率向上に貢献します。
また、教育現場の教職員にとっては、学生に質の高い英文執筆支援を提供し、学術成果の向上を目指す際に最適なプランです。
Paperpalの危険性
Paperpalは、安全に考慮されたAIツールです。
このツールはISO/IEC 27001:2013認証を取得しており、データセキュリティに対して万全の処置を行っています。
また、定期的なセキュリティ監査を実施し、業界のベストプラクティスに従ってデータ漏洩を防止しています。
さらに、Paperpalのチームは潜在的な脅威を特定し、万が一の侵害発生時には迅速に対応できるようトレーニングを受けているため、ユーザーのデータは安全に保護されています。
ただし、AIツールを使用する際には、入力するデータの機密性やプライバシーに注意を払うことが重要です。
Paperpalを利用する上での注意点
Paperpalを利用する上での注意点をご紹介します。
- AIの提案の過信を避ける
- 無料プランの制限
- 研究倫理に配慮
AIの提案の過信を避ける
Paperpalは高度なAI技術を駆使して文法や表現の改善を提案し、高精度な校正を行うツールです。
しかし、AIが行うすべての提案が必ずしも完璧であるわけではなく、特に学術分野では注意が必要です。
例えば、専門用語や特定の文脈に依存した表現については、AIが意図を正確に把握できない場合があります。
そのため、AIが提示する修正内容をそのまま採用するのではなく、必ず自分でその提案が妥当かどうかを確認する必要があります。
自身の研究テーマや文脈に最適な形に調整することが求められます。
無料プランの制限
Paperpalは無料プランでも基本的な機能を利用できるため、初めてのユーザーや少量の文書を校正したい場合には非常に便利です。
しかし、無料プランにはいくつかの制限があり、大量の文書を扱う際には注意が必要です。
具体的には、校正提案は1か月あたり200回まで利用可能であり、剽窃チェックは7,000単語までといった上限が設けられています。
そのため、大量の校正したい場合や高度なAI機能を活用したい場合には、プレミアムプランを検討しましょう。
執筆の目的や量に応じてプランを選択することで機能を最大限に活かすことができます。
研究倫理に配慮
AIによる文章生成機能は、執筆作業を効率化し、研究の質を向上させる強力なツールですが、その利用には研究倫理を十分に考慮する必要があります。
特に学術的な執筆では、論文や研究発表のオリジナリティが極めて重要であり、AIが生成した文章をそのまま使用することで、意図せず倫理的な問題を引き起こす可能性があります。
具体的には、AIが生成した内容を使用する際、出典や参考にした情報が明記されていない場合、不適切な引用や剽窃と見なされる可能性があります。
Paperpalの使い方について
Paperpalの使い方についてご紹介します。
- STEP.1Paperpalにアクセスし、【英文校正を無料で試す】をクリックします。
- STEP.2アカウント登録を行います。メールアドレスや名前を直接入力するのもいいですが、Googleアカウントに紐づけるとすぐに登録は完了するのでオススメです。
- STEP.3下記の画像のような表記が数回されますが、一旦全て【Skip】で大丈夫です。
- STEP.4校正画面に移動しました。文章をオレンジの枠内に入力かペーストします。今回はサンプルテキストで試しました。
- STEP.5入力が完了すると、数秒で校正箇所が右のように表記されます。1つずつ確認していくことが可能です。
- STEP.6さらに右側の【チェック】をクリックすれば、様々なチェック機能も試すことが可能です。
Paperpalを使ってレビューしてみた
Paperpalを実際に利用してみて、リライト機能が充実していると感じました。
Paperpalのリライト機能は細かなところまで気付きと指摘をしてくれるので、英文の作成に取り入れていくことで論文執筆に役立ちます。
プロに添削してもらっているような感覚で簡単にリライトができるので、英文執筆の効率が大幅に向上しました。
私自身英語があまり得意ではないですが、たまに英文を執筆する機会があり、費用を払ってプロに英文校正を依頼していましたが、Paperpalを活用すれば、あらためて人に頼まなくても、質の高い英文ができます。
しかし、論文向けのため、ビジネス用途には適さない場合があります。
Wordvice AIと比較してみた
同じAIツールのWordvice AIと比較を行いました。
Wordvice AIと比較 | ||
Paperpal | Wordvice AI | |
推奨する英文の種類 | 学術論文 | 幅広い文章 |
対象 | 研究者、学生向け | 学生課題、ビジネス向け |
翻訳 | 25以上の言語から高品質な翻訳 | 複数言語対応の自然な翻訳 |
無料プラン | あり | あり |
有料プラン | 月額¥1,741~ | 月額¥1,245~ |
Wordvice AIとPaperpalは、同じAI英語論文執筆支援ツールですが、オススメする利用用途が少し異なります。
学術論文の執筆を効率的に支援するツールを求める場合は、Paperpalが最適です。
一方で、汎用的な英文校正や言い換え機能を幅広く活用したい場合は、Wordvice AIが適しています。
どちらを利用すればいいか悩んでいる人は、幅広く利用できるWordvice AIを一旦利用してみてもいいでしょう。
利用用途に応じて、自身にあるツールを利用してみてください。
完成度の高い文章を作成
コメント