- アンソロピックがClaudeの実質値上げを検討
- Proプラン(月20ドル)の負荷が限界に
- AIの「定額使い放題」時代に転換点
日本経済新聞は2026年4月24日、米AI企業アンソロピックが対話型AI「Claude(クロード)」の実質値上げを検討していると報じました。月額20ドル(約3,190円)のProプランの価格は据え置く一方、新規契約の一部でプログラミング支援ツール「Claude Code」を外した新プランが検討されているとのことです。
背景には4月21日の”サイレント変更事件”があります。Anthropicが予告なくProプランの特典からClaude Codeを削除したことがSNSで発見され炎上。同社の成長責任者が「新規登録者の約2%を対象としたテスト」と釈明し、翌22日に元の表示へ戻しました。
Claude Codeのような「エージェント型AI」は、1回の指示で裏側で何度もモデルを呼び出すため、計算コストがチャット型より桁違いに重くなります。Anthropicはすでに法人向けの「Claude Enterprise」を使用量ベースの料金に移行しており、一部では最大3倍のコスト増になる可能性も指摘されています。
月20ドルで高性能AIが使い放題という時代は、転換点を迎えつつあるのかもしれません。ChatGPTなど他社も同じ構造問題を抱えており、今後は「安く広く使えるAI」と「高くても仕事をこなすAI」に二極化しそうです。日本のユーザーも、業務で何をAIに任せるかの見極めが重要になりそうです。

「生成AIで業務効率を上げたい」、「ChatGPTを実務で使えるようになりたい」 このような方に