- ウエルシア薬局がAI面接サービス「PeopleX AI面接」を導入
- AIが対話形式で面接・評価、24時間365日対応が可能
- 企業は効率化に期待、学生側は抵抗感を示す声も
新卒採用の現場でAIが面接官を担う「AI面接」の導入が、日本企業の間で広がっています。ドラッグストア大手のウエルシア薬局は、PeopleXが提供する対話型AI面接サービスを採用プロセスに取り入れました。AIが応募者と会話しながら深掘り質問を行い、面接後には企業に評価レポートが届く仕組みです。
AI面接の最大の特徴は、時間や場所を選ばない点にあります。24時間365日いつでも受験できるため、学生にとってはスケジュール調整の負担が減り、企業側も面接担当者の工数を大幅に削減できます。企業は届いたレポートをもとに録画を適宜確認し、最終的な合否判断を人間が下す形をとっています。
一方で、学生側からは「人に見てもらいたい」「AIに個人情報を話すことへの不安がある」といった抵抗感も報告されています。個人情報の取り扱いについてもリスクの整理が課題として浮上しており、導入する企業には慎重な設計が求められています。
少子高齢化による新卒人口の減少や、採用業務の効率化ニーズを背景に、AI面接はキリンホールディングスやNTTドコモなど大手企業への広がりも見せています。AIの活用が採用の入り口を変えていく流れは今後も続くとみられますが、学生の納得感をどう確保するかが、導入企業の大きな課題となりそうです。

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