- 宮本佳林さんがAIで10時間配信システムを自作
- AIに日本語で指示、コードは一行も書かず
- 開発期間は約10日、Xで大きな話題に
元アイドルグループJuice=Juiceの宮本佳林さんが、10時間におよぶYouTube生配信を支えるシステムを、米AnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」を使って自作したことが話題を呼んでいます。宮本さんは8月1日、その開発の裏側をまとめたブログ記事を公開しました。プログラミングの経験はまったくなく、「コードは一行も自分で書いていない」といいます。
配信は7月31日、5thシングル「HANAKIN/シャニカマー」の発売を記念して行われたもので、視聴者がCDを購入してハッシュタグ付きでXに投稿すると、その数に応じて宮本さんが使える道具(メイクや衣装など)が増えていく参加型の企画でした。宮本さんはこの配信のために、投稿数を表示するリアルタイムゲージ、スマホから操作できる管理画面、ハッシュタグ投稿数を集計する仕組み、本家MVと再現動画をAIが採点するシステムの4つを用意したそうです。
開発では、Claude Codeに日本語で「こういう画面が欲しい」「この機能を追加して」と伝え、エラーが出たらその文面をそのまま渡して直してもらう、という進め方を取ったそうです。宮本さんによれば、やったことのほとんどは「指示」と「確認」で、コードの中身は最後まで一度も読まなかったといいます。当初は採点用にAnthropicのAPIを使う予定でしたが、決済がうまくいかずOpenAIのAPIに切り替えるなどの試行錯誤もあり、開発期間は約10日間に及びました。
この投稿はXで大きな注目を集め、エンジニアとみられるユーザーからも「単にAIでコードを生成した話ではない」「設計の判断が的確」と評価する声が相次ぎました。宮本さんは「コードが書けなくても、作りたいものが明確なら、AIと一緒にここまで作れる」と振り返り、「何を作りたいか、どう動いてほしいかを具体的に言葉にできること」が大切だったと総括しています。専門知識がなくても、やりたいことを言葉にできれば形にできる——AIとの向き合い方を考えるうえで、示唆に富む事例だといえそうです。

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