- 米PalmierがオープンソースでPalmier Proを公開
- Claude Codeとの対話だけで動画編集が可能
- 基本無料、PremiereやDaVinciへ書き出しも可
米国のスタートアップ企業Palmierは6月18日(現地時間)、AIとの対話を通じて動画を編集できる映像ソフト「Palmier Pro」を、オープンソース(GPLv3)で公開しました。AIコーディング支援ツール「Claude Code」などに話しかけるだけで編集作業を進められる点が、大きな特徴です。
このソフトは、外部ツールとAIをつなぐ規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応しています。Claude Codeに加えて「Cursor」「Codex」といったAIサービスから、編集画面を直接読み取って操作できるしくみです。動画・音声・画像・テキストのマルチトラック編集に対応し、トリミングや分割、速度や不透明度の調整なども行えます。
オープンソースのため基本機能は無料で使えますが、有料プランに加入すると、ツール内で動画・画像生成AIを利用できます。「Veo 3.1」「NanoBanana Pro」「Grok Imagine」などのモデルに対応しており、自分で撮影した映像とAIで生成した素材を組み合わせることも可能です。有料プランは月額29ドル(約4700円)からで、書き出したデータは「Premiere Pro」や「DaVinci Resolve」など他の編集ソフトでも読み込めます。
動作環境はmacOS Tahoe 26以上を搭載したマシンに限られるため、誰でもすぐに試せるわけではありません。とはいえ、これまで専門的なスキルが必要だった動画編集を「AIと会話する」感覚で進められるのは、副業やSNS発信で動画を扱う人にとって心強い変化といえそうです。AIが制作の現場にどこまで入り込むのか、今後の進化に注目したいところです。

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