- 米Brain Technologies製AIスマホが本日4月24日発売
- 9つのアプリをAIが横断操作、切り替え不要
- 価格9万3,600円・ソフトバンク1年間独占販売
ソフトバンクは本日2026年4月24日、米スタートアップ・Brain Technologies Inc.が開発した5G対応スマートフォン「Natural AI Phone(ナチュラル・エーアイ・フォン)」を発売しました。発売後1年間はソフトバンクが国内で独占販売し、価格は9万3,600円です。他社から乗り換え(MNP)と購入補助プログラムを組み合わせると、実質負担額が24円になるプランも用意されています。
このスマホの最大の特徴は、AI(Natural AI)が複数のアプリをまたいで操作を代行してくれる点です。たとえば、LINEでの会話の内容をAIが読み取り、Googleカレンダーで空き時間を確認した上で、食べログでお店を探し、予約内容をLINEで返信するといった一連の操作を、ユーザーがアプリを切り替えることなく完結させられます。現時点での対応アプリはGmail・Googleマップ・Googleカレンダー・YouTube・LINE・食べログ・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの9種類で、今後順次拡大される予定です。
本体右側面には専用の「AIボタン」が搭載されており、ワンタッチでAIを起動できます。AIボタンを2回押すと、現在表示している画面の内容をAIが記憶し、次回以降の提案に活用する仕組みです。また、ユーザーとの会話や操作履歴は「Understanding System」と呼ばれる仕組みで蓄積され、使えば使うほど個人に最適化されたサポートが受けられます。なお、会話データはモデルの再学習には使用せず、日本国内のクラウドと端末内のみに保存されるとしており、プライバシーへの配慮もうたわれています。
iPhoneが登場して以来約19年間、スマートフォンの基本的な使い方は「アプリを開いて操作する」という形を変えてきませんでした。Natural AI Phoneはこの前提を覆し、「AIに意図を伝えるだけで動く」という新しい操作体験を目指しています。ソフトバンクがメーカーとして実績のないスタートアップのスマホを大々的に取り扱うのは異例のことで、AI時代のスマートフォンの新しいかたちへの挑戦として業界から注目を集めています。
AIスマホの普及にはまだ課題もありますが、LINE・Amazon・食べログといった日本人になじみ深いアプリに対応している点は、幅広いユーザーにとって試しやすい入口になりそうです。スマホの「使い方」が根本から変わる可能性を秘めた一台として、今後の反響が注目されます。

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