- NY市がAI重点高校の開校計画を凍結
- 保護者から数千人規模の反対署名提出
- AIによる思考力への影響を懸念
ニューヨーク市教育局は4月27日、来年度に開校を予定していたAIに特化した高校「Next Generation Technology High School」の計画を凍結すると発表しました。新任の教育局長カマー・サミュエルズ氏が、保護者から寄せられた強い懸念を受けて決定したとのことです。
凍結となった同校は、マンハッタンの金融街に9年生約100人で開校し、将来的に約450人規模へ拡大する計画でした。コンピューター科学やロボット工学、高度な数学などを扱い、AIの「倫理的な使い手」を育てることを掲げていました。
背景には、保護者からの強い反発があります。一部の家族はマムダニ市長に対し、チャットボットなど生成AIの2年間導入停止を求める数千人規模の署名を提出しました。学校で使われるAIプログラムやデータ収集に関する情報不足、そして子どもの批判的思考力への影響などが懸念点として挙げられています。
NY市内ではすでに発音練習や作文改善、ロボット実習などでAIが活用されていますが、専用の学校という形での導入には慎重論が根強い状況です。日本でも学校現場での生成AI活用が議論される中、この動きは今後の教育現場でのAI導入のあり方を考える参考事例になりそうです。

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