- 博報堂調査、買い物で生成AIを使う人が約4人に1人
- 生成AIの回答51.7%、ECレビュー48.6%を上回る信頼度
- 使い方トップは専門用語の解説や商品の比較
博報堂のシンクタンク「博報堂買物研究所」は、買い物における生成AIの利用実態を調べた「AIショッパー調査」の結果を発表しました。調査は全国の20〜69歳の男女2万人を対象に2026年2月に実施したもので、買い物で生成AIを使う人(AIショッパー)は全体の24.6%と、約4人に1人にまで広がっていることが分かりました。
注目を集めたのが、情報源への信頼度です。AIショッパーが買い物の情報源として「信頼している」と答えた割合は、「生成AIの回答」が51.7%。これは「ECサイト(ネット通販サイト)のレビュー」の48.6%や、一般の人がSNS・動画で発信するレビュー(41.5%)、ブログやnoteなど個人の発信(38.0%)を上回りました。最も信頼されたのは「自分で調べた・体験した情報」(71.0%)でした。
使い方の上位は、「専門用語やスペックの意味を分かりやすく解説させる」(66.6%)、「複数商品の性能や機能を比較する」(64.7%)、「生活の悩みの解決策を見つける」(62.1%)でした。難しい説明をかみ砕いてもらったり、商品選びの“相談相手”にしたりする使われ方が中心のようです。
背景には、生成AIの普及があります。認知率は91.2%、プライベートでの利用率は49.4%に達し、特に20代は71.3%、30代も57.2%と過半数を占めました。また、生成AIで買い物の時間が「減った」と答えた人は28.9%で「増えた」(19.2%)を上回り、納得感が「増えた」人も34.9%。時間の短縮と納得感の向上が両立する傾向がみられました。
同研究所は「今後、生成AIは検索や比較といった一部の作業を担うだけでなく、買い物のパートナーとして定着していく」とみています。商品選びに迷ったとき、まずAIに聞いてみる——そんな買い物の形が、私たちの身近になりつつあるのかもしれません。

「生成AIで業務効率を上げたい」、「ChatGPTを実務で使えるようになりたい」 このような方に